只今各社のほうから御報告がありましたように、組織的に御説明することはできないと思いますからあらかじめ御了承願います。現在日米間に行われております、我々は労務基本契約と申しておりまするが、その中には第七条にこれに類します条項が入つております。この契約は、御承知の通り軍が必要とします労務者を政府が提供をしまして、その使用を軍に一任いたす契約でございます。
○栗山良夫君 そういたしますと、今はその間の調整を追加調整金で行なつているけれども、これが正しいか、或いは将来別途な方法で行くかは考えたい、こういうことをおつしやつたのでありまして、問題の要点にはお答え頂いたわけでありますが、更に申上げまするならば、只今各社とも非常な勢いで電源開発を促進されておるわけであります。ところが、この電源開発の開発原価というものは非常に高くついておる。
それで只今各社において、若干数字的な差等を設けるのは止むを得ないとおつしやつたのでありますが、これは単価のことを私言つておるのではないんで、原価に対しての比率のことを申しておるわけであります。それで北海道とか中国とか四国或いは九州とかは、御承知のように地域差によりまして単価が非常に高くなつておることは御承知の通りであります。
○政府委員(松田太郎君) 先ほど私が申上げました点は、例えばこの人事の関係でありますとか、或いは生産費用の関係でありますとか、或いは日発に対して成る程度の措置を考えねばならん問題とか、その他電源の帰属が決定しない問題についてどういう措置を講ずるかというような点が、只今各社間において話のつかない点としまして、そういう問題を委員会として慎重に検討を続け、研究をしておるのだということを申上げたのでありまして
それから設備の制限撤廃が昨年六月以降にありまして、本年度の生産計画を満たすべき設備の増加を、只今各社ともやつておるのでありますが、現在のところ十二月末現在で四百三十八万錘の据付錘数があります。今後年末までには約四百八十八万錘に増加する予定でありますが、これに要する設備資金の調達が問題であります。
その契約の締結方についてはいろいろな行き方がございますと思いますが、それにつきまして只今各社間において具体的な契約方法等も検討して、こちらにその考えを出して参ることになつておりますが、それを見まして、こちらといたしましても先ほど申しましたような精神に応じて処理して参りたいと、かように考えているわけであります。
○政府委員(松田太郎君) そういう意味にお考え頂きまして結構なのでありまするが、その点につきましては、只今各社間におきましてもその点を極力相互的な協力によりまして、そういう精神の下にどの程度に料金というものが落着くかという点について検討して再編成中に出して参ることになつております。